■神経伝達物質のバランスを整える
パニック障害を治療するには、まず発作そのものを抑える薬、そして発作に対する不安を抑える薬が使われます。
・抗うつ薬 :発作自体を抑える
・抗不安薬 :発作に対する不安を抑える
……という違いがあります。似たような分類名なので混同しやすいですが、自分が飲む薬なので効果はしっかり憶えておきましょう。
また、最近では脳内の神経伝達物質(セロトニンなど)がバランスを崩すことによって、パニック発作が起きているというメカニズムが解明されつつあります。
その仕組みを使ったSSRIというタイプの薬が注目され、代表的な「パキシル」は臨床の現場で大きな効果をあげています。私もこれを服用していましたが、たしかに副作用が少ないという触れ込み通り、さほど副作用に苦しむことなくパニック発作の発生を抑えることができました。
あくまで精神療法と併用することが大切ですが、抗うつ薬・抗不安薬はパニック障害の克服に欠かせない治療法です。